Home > 音楽 > beatportを取り巻く不穏な噂と、今自分に出来ることを真剣に考えてみる。

beatportを取り巻く不穏な噂と、今自分に出来ることを真剣に考えてみる。

beatportを巡る話の続きです。

昨日のpostの後に気がついたんですが、リニューアル以降マイレーベルリスト内で(INACTIVE)[接続不能]になっているレーベルが、かなり重要と思われるレーベルも含めて多数あります。気づいたときのtwitterログ。また表示がなくても接続出来ないレーベルもあるようです。

サーバーメンテ関係(96kファイルの差し替えとか)とか一時的なものかな、と今のところ思うようにしてるんですが、リニューアルに前後してこちらの記事内の一文が話題になっていて、不安が募っている状況です。

” ・BEATPORTの運営方針の見直しのご報告について
昨年の春に BEATPORTがカタログの膨大な増量に伴うサーバーの維持費や運営に関して「3ヶ月で300ドル以上の売り上げをあげないレーベル、もしくは定期的なリリースがないレーベルはBEATPORTの判断によりレーベル解除を行う事が出来る」という契約書の改訂を行いました。そして去年末に行われた事業計画の見直しによってすでに今年に入ってからそれを実践する形となりました。これはメガサイトとなってしまったBEATPORTの事業計画の見直しによって彼らのサイト運営ポリシーの変更と音楽業界だけではない現在の世界的な不況の波とも合致し、50万曲以上を支えるサーバーの維持費軽減、さらにはカタログの精査を目的として多くのレーベルが配信停止を余儀なくされてしまいました。(余談ですが、この世界的な不況の中でBEATPORTスタッフの解雇等も行われたようです。) “

ステップ君のSteppin’ Ahead日記 – ステップ君

この文章は今のところソースが明確でないので、あまり具体的に考察するべきではないのかもしれません。しかし仮に事実だった場合の影響があまりに重大なので、そう仮定してどうするべきかを今日の仕事中ずっと考えてました(←仕事しろ

以前にも買おうと思ったら無くなってる、もしくは買ったのに今は無い、というような配信終了はいくつか見たり聞いたりしたんですが、ほんの数例だったので「契約上の関係かなー」くらいであまり深く考えてませんでした。しかし今回の話はレーベル単位で具体的な切捨てガイドラインも上がっているので、先のINACTIVEの話と合わせて最悪の事態を想像すると、とても穏やかではいられません。果たして、watさん曰く” 配信に売り切れがないってのは幻想 “というのが現実になってきてるわけです。

オレがデジタルソースに移行した理由は多々あるんですが、配信サイトにマイナージャンルや弱小レーベルのフロンティアとなれる希望を持ったというのも、一つです。ヴァイナル特有のコスト、流通、物理面での非効率が解消され、大きな注目を浴びることの無いレーベル、小さくも良質なレーベルや、既に活動を終了したレーベルでも存続出来、いずれクラブミュージックの一大アーカイヴになると思ったからです。しかし、先のガイドラインで考えられる悪影響は枚挙に暇が無いんですが、すっ飛ばして考えるとフロンティアどころかこの世は正に世紀末です。弱小レーベルの淘汰なんてレベルでもなく、さらに礎となったレーベルもリリースを終了していれば端から葬られ、最悪マイナージャンルはジャンルごと根こそぎ虐殺されるかもしれません。ヒャッハー!そうなる前にアーティスト・レーベル側から抵抗があるかもしれませんが、いずれにしてもシーンの先細りは避けられないでしょう。

と、かなり勢いだけで考察しましたが、実際に事とななれば当然配信サイト自身も自分の首を絞めることになるはずだし、オレの考える程度のことはbeatport内外で議論されるはずです。なので、ここでbeatportに対する批判や意見や提案も出来なくはないんですが、逆に自分に今何ができるかを考えてましたよ(もちろん仕事中)。今、配信サイトの運営に大小苦言を呈したところで、商売的に立ち行かなければどうしようもない、ということでここは一つ、売り上げに貢献する為にガイドラインに引っかかりそうなレーベルから順次、今後このサイトで紹介していくことにします。本来はbeatport内でレビューやレーティング等のユーザー間機能の実装に期待したかったんですが、サーバー維持が厳しいのが本当ならそれもやむなしでしょう。幸いディープリンクが(バグが残ってるものの)(*)実装されたので、以前よりはブログでの紹介はし易くなったはずです。流石に危ないレーベル全部を紹介するは不可能なので、オレの知ってる中で個人的にフォローしてるレーベルを中心にチョイスしていくことになると思います。(まぁ以前からやろうとは思ってたんですが、良くも悪くも条件が揃った感じです…

これは一応自分がやろうと思っただけのことなんですが、”みんなもどう?”という軽い提言を含んでもいます。考えてみれば当たり前のことなんですが、この件に限らず、自分の好きなものはもっと周囲に声を大にして伝えていかないと、呼吸も新陳代謝も出来ず朽ちていきます。黙っていれば独りで抱えたまま衰弱死するだけなのかもしれません。

そこでtumblrの登場ですよw
オレはここでやるから使わないけど、blogとかやってない人はこういうの使えばいいらしいよ。

mixi日記をやめてTumblrを始めるガイド
EPX studio – R-9

まー紹介までは出来なくても、自分が大事にしたいレーベルや曲は、消える前にちゃんとお金を落とすか、せめてビンホールドくらいしておいたほうがいいかもしれませんね。それだけでも配信を維持する力になるかも。

(*)リリース個別ディープリンクのURL生成バグ。このエントリーのpost直前に調べたら直ってるっぽい。

Comments:4

REC-ing Crew 09-01-24 (土) 6:18

「3ヶ月で300ドル以上」のノルマは今みたいに不況になる前から元々そのような契約があるらしいという話は少し聞いたことがあります。いきなり一気にレーベルが向こうから淘汰されることは無いでしょうけど、もしかしたらレーベル側に請求する維持費等が値上がりして払えないレーベルが自ら手を引くパターンもあるかもしれませんね。

寧ろダントツトップのbeatportが隙をみせたこの時を逆に好機と見て他の配信サイトが少しでも顧客側・レーベル側へのサービスを充実させるなりして競争してほしいなと思いますね。

Fumiaki 09-01-25 (日) 23:45

beatportの独り勝ちみたいな感がありましたが、今年から少し変わってくるかもしれませんね。trackitdownとjunoの使用率が上がりそう。

DJ WAX 09-01-26 (月) 23:08

私の契約してたレーベルもどうやら解除されてしまったみたいで(泣)

Fumiaki 09-01-27 (火) 0:40

マジですか、世知辛すぎますね(>_<

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://gatearray-recordings.net/blog/archives/286/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
beatportを取り巻く不穏な噂と、今自分に出来ることを真剣に考えてみる。 from gatearray recordings blog

Home > 音楽 > beatportを取り巻く不穏な噂と、今自分に出来ることを真剣に考えてみる。

Search
Feeds
Meta

Return to page top